有料老人ホーム今後利用水準は上昇

株式会社シニアコムは、2014年4月、高齢の親を持つシニア(50代・60代)を対象に、「有料老人ホームに関するアンケート」を実施した。
調査方法はWEBアンケート調査。対象者は50歳~69歳の男女個人(シニアコムMASTER会員)、自身の親が存命の方。有効回答数は334人(男性205人、女性129人)。
それによると、有料老人ホームについて「内容や特徴を知っており、実際に訪問したことがある」は男性31.7%・女性31.8%、「内容や特徴を知っているが、実際に訪問したことはない」は男性16.1%・女性16.3%、「名称や概要のみ知っている(訪問したこともない)」は男性38.5%・女性36.4%、「知らない」は男性13.7%・女性15.5%だった。有料老人ホームの内容や特徴はおよそ5割に知られているが、実際に訪問したことは3割に留まるという結果に。
また、有料老人ホームの利用状況については、「利用した家族がいる」は男性14.6%・女性17.8%、「利用した家族はいない」は男性85.4%・女性82.2%だった。有料老人ホームを利用したのは全体で15%前後だった。
さらに、親に介護が必要となった場合に有料老人ホームを利用する意向があるかを確認したところ、親の要介護度合いに応じて利用意向が変動する結果となったが、全体で見た利用意向は、「利用すると思う+やや利用すると思う」が35%に上り、親の要介護度合いが進むにつれて上がっていくことから、今後将来的な利用水準は上昇していくものと推測される。

■ニュースリンク先
http://www.atpress.ne.jp/view/46994